2020/07/06 18:00
さあさあ、前回近々始めると書いていた離乳食、満を持して7月から開始しました。
初めてのひと口は10倍粥です。ミルクパンで朝コトコトと(そろそろフリージングも活用する予定)。
日々、家族のために作る料理とはまた違い、息子のためにと思うと「生きるために食べる」という感覚が増すような気がします。離乳食は、食べることを楽しむための練習でもありますよね。あまり興味を持たないようなら、無理に食べさせず様子を見ながら進めようと思っていましたが、最初のひと口から前のめり(笑)。誰に似たのか、親の食事時間にしつこいくらい「おいしい」アピールをしてきたからか(?)、食べることは好きなようです。
育児の参考にしている本はいくつかありますが、離乳食に関してのアドバイスはものによって(Webもそうですが)違いが。人には個性があって、成長もそれぞれで、食への興味の度合いやその日の体調などを踏まえると、本などの進め方はあくまでも「目安」です。息子のペースに合わせながら、おいしそうに楽しそうに食べてくれればわが家は花まる!
離乳食のための食器も揃ってきました。最初は1日1回でも、次第に1日3回となれば、器はいくつか持っておくとスムーズです。
みなさんはお子さまにどんな器を使っていますか?
お気に入りのひとつは、木工作家である友人家族からお祝いでいただいた名前入りの木の器(写真左)。クルミ、クリの木を使った器はそれぞれ質感や色の違いがおもしろく、木目もじっくり観察してしまいました。時間をかけてどんな風に変化していくか、離乳食が終わったあとも大切にしていきたい器です。右の陶器は、夫が赤ちゃんの頃に使っていたという『NORITAKE』のもの。しばらくは実家で思い出の器として保管されていたものを受け継いだのです。なんだか、食事を盛られるのをいきいきと待っているような姿で、すでに愛着がわいています。
もうひとつは、『SUNAOLAB.』の「きのこのうつわ」。
tocotocoの過去号にてご紹介した時から、いつか子どもが産まれたら買おう!と決めていたもの。ふたつの器を合わせるときのこになる、というなんともかわいらしいデザイン。この先、息子が食べるのをいやがった時に、きのこの形でテーブルに出してみたらご機嫌ナナメから抜け出せるかな?という期待をしています。こちらはtocotocoマーケットで販売中です。
何かと時間に追われながらの育児ですが、思い入れのある食器があるひとときが気持ちをまあるくしてくれます。
(tocotocoスタッフ 阿部)