2021/01/20 17:00
先日、1日育児オフの日を作りました。
離乳食準備、授乳、散歩などの日中の息子のお世話諸々を、大人の夕食を食べる7時過ぎごろまで。夫とスケジュールを調整し、カレンダーにも「OFF」と書いて、その日は夫にまるっとお任せ。
数日前から「何をしようか」と気もそぞろ。このご時世ですので、出かける選択はなかったのですが、やりたいことをメモに箇条書きをしてスタンバイしていました。どんなに小さなことでも書き出してみると(1日でできるかはさておき)現実的なことが多くなり、洗濯、書類整理、宅配サービスの注文、ダンボールをまとめる、机片付け、服の整理といった並びに(笑)。やりたいこと、というよりやるべきことですね。ですが、映画を観る、本を読む、お菓子づくりあたりに欲がきちんと出た!
すぐに終わらせたい家事から取り掛かったので、結局は午後1時ごろから、ついに私だけの時間の始まり始まり。夫も気を利かせて息子と散歩に出かけてくれました。何をしてもいいのですが、迷うものですね。夕方まではあと数時間。意外と1日って早いなというのが実感。映画は2時間ほど、読書も数時間、お菓子づくりもキッチンをしばらく占領します。じっくり向き合えるのはどれかひとつだろうと思うわけです。そういえばと、先日息子をあやしながら横目で観ていた映画が途中だったと思い出して続きを再生。デカフェのコーヒーを淹れて、のんびりと。途中で何度かよぎる「こんな時間があっていいのだろうか」という思い(笑)。エンドロールまで行き着くと達成感ありますね。
散歩から帰宅した夫と息子がリビングで過ごすので、ひとり時間を確保するため私は寝室に籠ってみることに。ノートPCと読みたかった本と、手帳と飲み物を持って。2020年を振り返ったり、今年はどう過ごすかを考えたり。リビングから楽しそうな息子の声が聞こえる度に安堵する気持ちとともに、不思議なもので息子の体の重さやふわふわの肌触りが恋しくなってちらっとリビングのドアを開けて覗いたり声をかけたり、ついにはだき上げたり……。
この日は粉ミルクで過ごすことにしていたのですが、まだ離乳していないため私のほうでは母乳が作られ胸が張ってきます。痛み出すと困るので、夕方に「母乳をあげようか」と提案。本音は……、そうです、「息子と離れて寂しくなってきた!」。
最後には私のほうが親子時間が恋しくなってしまいましたが(それが親というもの?)、家族と相談しながら、今後も自分なりの上手な息抜き方法を見つけたいものです。
(tocotocoスタッフ 阿部)