読みもの

2021/12/23 10:15

子どもとの散歩や公園遊びでは、たくさんの落ち葉や木の実を目にする季節です。「きれいな色!」「おもしろい形!」と言って、植物に興味を持つ子どもの目はキラキラ輝いていますよね。そんな葉っぱや木の実を使った工作を、この冬の家時間に親子で楽しみませんか? 


「植物で作るコラージュお面」


大きな葉っぱは耳、もじゃもじゃの葉っぱは眉毛と、想像力を膨らませながら作るお面。公園などに、素材を探しに行くところから親子でスタート! 丸のほか、四角形や三角形、色とりどりの画用紙を使って、たくさん作ってみよう。


【材料】
拾った木の実や葉っぱなど、色画用紙、ダンボール、はさみ、のり、ボンド、鉛筆、輪ゴム


【作り方】
1. 葉っぱは本にはさみプラスしておく(クリアファイルに入れると◎)。


2. お皿などを使って、ダンボールに直径約30cmの円を描き、はさみで切る。


3. 2を色画用紙の上にのりで貼る。ダンボールのサイズに合わせて、はさみで切る。


4. 3を顔に当て、目の辺りに鉛筆で印をつける。印をつけたところに、鉛筆で穴を開ける。同じ高さで両端に、輪ゴムをつけるための穴を2カ所開ける。


5. 5に葉っぱや木の実を好きなようにつけていく。葉っぱは、紙からはみ出すように貼ると◎。黄色や赤など、鮮やかな葉っぱがあると映える。


6. 輪ゴムを2個つないだものを、両端に開けた穴に通す。


葉っぱやどんぐり、長細い葉など、いろいろな形や種類を用意して。松ぼっくりなどの立体的なものは、ボンドやグルーガンを使ってつけると、取れにくい。


葉っぱや木の実をペタペタと貼ったら、どんな顔ができあがるかな? 動物に変身! おひげの長いおじいさんに変身! それぞれユーモラスなお面が完成すること間違いなし。葉っぱや実の形や色を観察しながら、楽しんでみてください。

▼tententoさんの工作レシピはこちらも!
「フルーツの皮で作る文香」


作家:tentento

鹿又広祐さんと鹿又きょうこさんによる、ものづくりユニット。東京にお絵かき・工作教室「アトリエtentento」を開校。著書『ただいマンモス』(こぐま社刊)。

http://tentento.com


写真:西 希

フォトグラファー

つながりを大事に幅広く撮影。2020年11月より山梨県北杜市にて夫婦で小さな小さな写真館「リンテン写真館」OPEN。

Nozomi Nishi Photography

http://www.nozominishi.com

リンテン写真館

http://www.rintenphotostudio.com


文:赤木真弓[工作]
編集・ライター。「greenpoint books & things」店主。旅をテーマにしたユニット・aukとしても活動。編集を担当した『かわいいパッチワークとキルト』(グラフィック社刊)が発売中。


モデル:石井千恵美、律

※本記事はtocotoco vol.45「親子で楽しもう。誌上ワークショップ開催!」を再編集しました。